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住宅ローンの借り換えはどれぐらいの効果があるの?

2017.02.09

住宅ローンの借り換えとは、現在契約している住宅ローンをより有利な条件のローンに変更をすることです。そのため、事前に借り換えのコツをしっかり調べておかないと思わぬ後悔をすることになるかもしれません。住宅ローンの借り換えのメリットとデメリットを知り、借り換えを考えた際に見るべき観点をはっきりとさせましょう。

■住宅ローン借り換えのメリット

・金利についてのメリット

借り換えに対して誰もがイメージするのが金利を下げることによる返済額の削減でしょう。現行のローンの金利を下げることにより、借り換え時のローンの諸費用を差し引いても最終的な支払総額を減らせるのであれば利用する価値があります。仮に、月々の返済額で金利差を比べるとそれほど変わらなくても、最終的な支払い総額で比べると支払い総額にずいぶん差が出ることがあります。

 

・金利タイプについてのメリット

金利タイプの変更によるメリットもあります。たとえば、固定金利タイプでの借り入れを金利の低い変動金利タイプに変更することで支払総額を減らすこともできます。

金利タイプの変更の場合、固定金利に強い銀行や変動金利に強い銀行など、銀行ごとの特徴があります。同じ銀行で借り換えるよりも他行で借り換える方がお得になる場合が多いので、多少面倒でも複数の銀行に相談するのが有利な条件を引き出すポイントになります。

 

・特典についてのメリット

支払総額は変わらなくても、無料保険や買い物の割引サービスなどの特典が受けられる場合があります。借り換えの手間を考えると、利用する方は、それほど多くないですがメリットであることに変わりありません。

 

■住宅ローン借り換えで注意すべきポイント

一般的に借り換えの目安としては、「ローンの残り期間が10年以上」「ローンの残高が1,000万円以上」「ローンの金利差が1%以上」といわれています。なぜなら、「支払利息の削減分」-「借り換え費用」がプラスにならないとメリットがないからです。

また、固定金利タイプは変動金利タイプよりも金利が高いため、借り換えるとその金利での支払い総額は大きく抑えられるケースが多くあります。しかし、変動金利は金利が上昇することもあるので大きく上がった場合に支払い総額がもとよりも上がってしまう可能性があります。

 

■まとめ

住宅ローンの借り換えには、注意しないと後で後悔することになるポイントが2点あります。「借り換えの費用を差し引いても借り換えで総額は安くなるのか?」と「変動金利に変更のときは金利の変動リスクを考えないといけない」というポイントです。

このポイントを判断してこそ、あなたにとって有利な住宅ローンの借り換えになるのではないでしょうか?

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