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持ち家と賃貸ってどっちがお得?

2017.03.14

新しく住む家を考える際、まず持ち家にするか賃貸にするか、ということを悩まれる方は多いのではないでしょうか。

実際に持ち家と賃貸とでは、一体どちらがお得なのでしょう?

「持ち家がある方が安心できる」、「賃貸のほうが安上がりかも?」など、様々な考え方があります。そこで、今回は持ち家と賃貸でそれぞれの費用面でのメリットとデメリットを比べてみましょう。

■持ち家と賃貸でかかる費用

持ち家と賃貸を比べるときに、費用に関して気にされる方は多くいらっしゃいます。それぞれで35年間でかかる費用を比べてみました。

・持ち家の場合

持ち家の条件として新築一戸建てで代金3,500万円(頭金700万円・住宅ローン2,800万円・固定金利1.5%・返済期間35年・諸費用100万円)とします。

その場合、4400万円程度(価格3,500万+支払利息800万+諸費用100万)の総費用がかかることになります。そこにメンテナンスの費用もかかってきますが、30年でも500万円程度かかりますので50年であれば最終的には5000万円程度となります。

 

・賃貸の場合

賃貸の条件として家賃をライフスタイルに応じて9万円~13万円の範囲で3回転居した場合、初期費用が3カ月分で、更新料が2年ごとに1カ月分で計算すると、初期費用3ヶ月×3回+更新料1ヶ月×17回+35年×12ヶ月で合計446ヶ月分の家賃がかかることになり、4,000万円から5,800万円程度の費用になります。

 

もちろん、持ち家の代金や家賃の額が異なれば、それぞれの費用総額も異なりますがある程度の参考にはなるでしょう。

 

2つを比べると、まず目に付くのが初期費用の違いです。持ち家の頭金に比べると賃貸の初期費用の安さが著しいように思います。

しかし、持ち家の場合、住宅ローンを30歳からスタートの35年ローンにすれば、定年後に収入が減少したときでも、ローンを完済しているので安心ですが、賃貸の方は定年後も家賃を支払い続けなければなりません。

 

■持ち家・賃貸のメリット・デメリット

・持ち家のメリット

最大のメリットは住宅ローン完済後に、住居についての費用の負担が少なくなり、資産として家族に残すことができることでしょう。また、リフォームすることも自由なため、住まいに「こだわり」を求めることができます。

万が一、住宅ローン返済中に亡くなる、もしくは高度障害になってしまったとしても「団体信用生命保険」に加入していれば、保険会社がローンの残高を支払ってくれるので安心です。

 

・持ち家のデメリット

初期費用の負担が多いことがデメリットといえます。安定した収入がないと住宅ローンを組むことも難しく、リストラや病気による収入の減少もローン返済にはリスクといえます。

 

・賃貸のメリット

収入が安定していないとしても、初期費用の負担が少ないため住まいを確保することができます。また、初期費用の関係からライフスタイルに応じた住み替えも容易でしょう。家族が増えたときや転勤、転職をしたときに引っ越しがしやすいのもメリットといえます。

 

・賃貸のデメリット

賃貸の場合、定年後も家賃を支払い続けなければなりません。ローンを支払ってしまえば、費用負担の軽くなる持ち家と違い、継続した支払いがあるため、年金で支払うことを考えると不安になります。

借り物の住宅のため自由にリフォームすることもできないため、個性的な住まいを望む方にはデメリットといえるでしょう。

 

■まとめ

持ち家・賃貸それぞれのメリット・デメリットを考えた際、将来の安心を考えると、持ち家の方が有利といえるかもしれません。住宅ローンを組むことが難しいのではと懸念されている方も、条件次第で、相談に乗ってくれる金融機関もあるのでご検討されてはいかがでしょうか?

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