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家や身体に影響を与える結露への対策

2017.08.07

家で過ごしていると見ることの多い結露ですが、皆様が思っている以上に悪影響が多いということをご存知でしょうか?結露は家に対してだけではなく、身体に対しても悪い影響を与えるのです。

今回は、結露が家や身体に与える、あまり知られていない影響やその対策法をご紹介します。

■結露が発生する原因

まず、結露の原因は空気に含まれている水蒸気です。

空気が冷たい壁などに触れた際、温度が急に下がるため水蒸気が水になります。そして、その水が壁の表面につくと結露となるのです。

 

特に冬は外気の冷たさから壁や窓が冷え、室内の暖かい空気との温度差のため窓や壁に結露ができやすくなります。また、冬は乾燥しやすいことから加湿器を使用することも多くなり、さらに温度と湿度が上がります。

冬は寒さのため換気の回数が少なくなりますので、更に湿気がたまりやすくなり、結露が発生しやすくなります。

 

■家や身体に与える影響とは

・家に与える影響

結露が家に与える影響ですが、押入れやクローゼット、リビングや居室のカーテンにシミやカビで汚れ、臭いも発生します。。

他にも住宅に使用している柱などの建材を腐食させ、住宅自体の寿命を縮めることにもつながってしまいます。建材に使用している接着剤が水溶性の場合、結露によって溶け出してしまい、耐久性を下げることもあります。

 

・身体に与える影響

結露自体が身体に直接影響を及ぼすことはないですが、上記の通り結露に伴った湿気やカビの臭いに不快感をおぼえるだけではなく、カビが原因でぜん息になる場合があります。

カビをエサにするダニも喘息の原因のため、カビが増えると喘息のリスクが上がってしまいます。他にもシックハウス症候群やアトピー、アレルギーなど健康面でのリスクも格段に上がります。

 

■結露の対処法

最も簡単な方法はこまめな換気により湿気の多い空気を排出してしまうことです。

生活をしているだけでも水蒸気は案外発生をしています。換気をして室内の水蒸気を少なくしてしまうということは、大きな対策と言えるのです。

 

また、石油ストーブなどの燃焼型の暖房器具は水蒸気を多く発生させるため、エアコンのような水蒸気の発生が少ない非燃焼型の器具にするのも対策になります。この時、室温を上げすぎないということには注意をしましょう。

 

押入れやクローゼットには、湿気がたまらないようにスノコを敷くなどして空気を循環させてください。また、除湿材や除湿機で湿気を取り除くことも効果的です。

 

■まとめ

家や身体にさまざまな悪影響を与えるカビなどの原因となる結露についても、換気と除湿をポイントに暮らしをちょっと見直すことで、被害を最小限に抑えることができます。お困りの際は、上でご紹介した対策法をぜひ試してみてください。

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