家と子育ては密接な関係があります。
特に、戸建ては室内も広いので、子育てに適した「間取り」なども考えやすいという特徴があります。
今回は、分譲住宅と「子育て」の関係性について詳しく解説していきます。
■周辺環境が子育てに与える影響
自宅の周辺環境が子育てに与える影響は、主に以下2点になります。
・周辺施設の有無
・治安に関しての影響
周辺施設とは、たとえば近くに習い事ができる施設があるかどうかなどです。
子供を塾に通わせたりスポーツクラブに入れたいと考えても、施設が遠方にあれば通うのが大変になります。仮に、通うのに時間がかかれば、帰りが夜遅くなったり、就寝時間が削られたりと大きなデメリットが発生してしまいます。
また、治安が悪いエリアに分譲住宅を購入してしまうと、通学や外出のときに子供が危険にさらされてしまいます。毎回親が送り迎えする必要などがあれば、親にとっても負担が増えてしまいます。
■子育てに適した立地選び
では、子育てに適した立地選びはどのようにすれば良いかというと、以下の2点から考えることです。
・治安面
・生活環境
治安面は、ネットや自治体のホームページで「犯罪発生数」などを調べることができます。子供が日々安全に通学したり外出したりするためには、極力治安が良いエリアを選びましょう。
また、生活環境とは「歩道の歩きやすさ」や「繁華街に近くない」「公園などの公共施設に近い」などの観点でチェックすると良いでしょう。いくら駅が近くても、歩道が狭く歩きにくければ生活環境は悪いということになります。
仮に駅前が繁華街であれば、犯罪に巻き込まれるリスクも上がります。
治安面、生活環境の2点から子育てに適した立地選びをしなければいけません。
■子育てに適した分譲住宅とは
子育てに適した分譲住宅は「間取り」が大切です。
子育てに適した間取りとは、たとえば以下のような間取りです。
・リビングを通って居室がある
・リビングに勉強できるスペースがある
子供も中高生になると、自分のプライベート空間が欲しいもの。
その部屋がリビングを通って入室する部屋であれば、家族とのコミュニケーションが取りやすくなります。
最近では、リビングに勉強スペースがある家も注目されています。
主に小学生までの話にはなりますが、リビングで勉強することにより、集中して勉強でき、わからない点は親に聞くことができるというメリットがあります。
■まとめ
子育ての観点からメリットを感じて分譲住宅を選ぶ人は多いです。
どのような教育方針にして、どの程度子育てを重視して家を選ぶかによって異なりますが、上述した点を参考にして家探しをしてみてください。