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住宅の防音対策はどうしたらいい?

2017.11.07

部屋でゆっくり過ごしている時に、部屋の外から聞こえる様々な音が気になってしまうという経験はありませんか?

防音の対策をしたいと思っても、住宅では床や壁などそれぞれで発生する騒音の種類が異なるため、それぞれの箇所に応じた防音対策が必要です。

そこで、今回は音の発生する箇所やその箇所に応じた防音対策をご紹介します。

■床の防音対策

まず、床の防音対策では、小さなものを落としたときに出る「軽量床衝撃音」と子どもがベッドから飛び降りたときや椅子などを動かした時に出る「重量床衝撃音」の2つに対策をとる必要があります。

 

まず、軽量床衝撃音の対策としては、床の仕上げ材で対応することができます。

防音性能の高いほうから「カーペット>防音フローリング>一般的なフローリング」となっています。子供部屋のような音を立てやすい部屋では、カーペットのような防音効果の高い仕上げ材を使用するのが効果的でしょう。

 

重量床衝撃音の対策としては、音だけではなく衝撃による振動が伴うため、振動を防ぐために床板の厚いものを選択するのが効果的です。

 

■壁の防音対策

壁の防音対策としては、防音シートを利用するのが有効です。

施工するには、工事が必要な場合もありますが、石膏やガラス繊維の素材を使用した防音シートであれば、自分で設置することもできるのでお手軽といえます。

 

防音シートについては、必要な部分に必要な範囲で設置することができるので、特に音が気になる部分に施工するのが有効な防音対策でしょう。

 

■窓の防音対策

家の外からの音を防ぐためには、窓の防音対策が必要になります。窓の防音性能を高くするためには、内窓を設置して二重窓にするなどの対策をすることで、外部からの音を防ぐことができます。

 

さらに、外からの音は窓よりも周囲のサッシ部分から侵入することが少なくないので、サッシも含めて二重にすることが防音のポイントです。

また、遮音カーテンで防げる程度の音もあるので試してみてください。

 

■防音対策にかかる費用

防音対策に必要な費用は、施工方法により異なります。たとえば、静かな環境で仕事をするために書斎に防音工事を業者に依頼するのであれば100万円程度は必要となるケースもあります。

 

しかし、生活する上での対策ということであれば、最近はDIYショップで手軽に作成できる防音対策もあり、たとえば、ドアに隙間テープを貼ったり、窓ガラスに防音フィルムを貼ったりすることといったような、自分の手でお手軽に防音対策を行うことも出来ます。また、冷蔵庫や洗濯機の下に防音ゴムを敷くだけで振動を抑えることができます。費用をかけなくても、ちょっとした工夫で解決する音も多いのです。

音には、発生する箇所や種類に応じた対策が必要です。対策をしたいなと考えられた際には、まずどの音を防ぎたいのかを確認することが必要です。

 

■まとめ

音というものは、一度気になりだすと、なかなか耳から離れません。特に自宅で聞こえる音は、毎日のことなのでストレスの原因にもなります。まずは、音の発生する場所を確認することから対策を検討してみてはいかがでしょうか?

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