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土地探しのコツ

2016.11.10

土地探しのコツ

 

土地探しのコツ1_土地の価格と条件を明確にする

家探しは土地探し。先に挙げた家探しのコツと同様で、自分たちの“条件の明確化”がまずポイントになります。
たとえば予算をしっかりと決める、夫婦の意見が違っていたら整理する、等です。そういった基準が曖昧だと、良い物件に出会っても、漠然と“どこかにもっと良い物件があるはずだ”と思ってしまうのです。
例えば、2年以上探し続けている方は要注意です。プロの間では、2年あれば2〜3件は良い物件があると言われています。それをスルーしてしまったということは、基準が定まっていないが故に決めきれず、良い物件を逃してしまっているのです。またその間、現在お住まいの物件に家賃を払い続けていることにもなり、仮に月の家賃が8万円だとしたら、2年間で192万円損していることになります。予算に使えたかもしれませんよね。
土地探しの前にご家族でよく話し合い、自分たちにとっての良い物件の基準を明確にすることが大切です。

土地探しのコツ2_一般論に流されない

「駅近」や「南向き」は、土地を探す際にたいていの方が口にされる言葉です。ところが、もう少し詳しくお話を聞いてみると「何となくみんながそう言うから、条件に挙げてみた」とおっしゃる方がいらっしゃいます。これは注意が必要です。
例えば、普段電車はあまり使わないのに、駅が近い=地価の高い土地を購入することで無駄に予算を使ってしまったり、線路が近いために騒音に悩まされることになるなど、自分たちのライフスタイルとはまったく合わない場合もあります。
また、南向きの土地は、南に道路がありますので、そこに玄関やリビングなどが面することになります。リビングには光を入れるための大きな窓をとられることが多いと思います。しかし、その南側の道路をしょっちゅう人が通るとしたらどうでしょうか。覗きこまれるのはイヤだからと、常に窓のカーテンを閉めておくことになりませんか?道路から十分距離をとって建物を立てられる場合はいいですが、そうでない場合はあまり歓迎できないことになりそうです。
こうしたことから、一般的に言われている良い土地の条件に流されず、自分たちにとっての良い土地の条件をしっかりと把握し、検証することが必要不可欠です。

 

土地探しのコツ3_土地の特性を知る

道路と土地の関係

道路に接していない土地には建物は建てられません。道幅が4m以上あり、将来も道路であり続けること、そしてその道路に2m以上敷地が接していることが最低条件です。道幅が十分でない場合には、建物を少し控えて建てなくてはならず、その分敷地面積が減るのと同じことになります。
また道路には公道と私道があります。私道には建築基準法で認められていないものもあり、その場合銀行ローンの審査に通らないこともありますので注意が必要です。

用途地域の把握

私たちの住む市町村は、適正な土地利用を図るため、その目的に応じて12種類に分けられ、建築物の用途、容積率、構造などに一定の制限が設けられています。これを「用途地域」と呼びます。住宅地は次の11種類です。

土地探しのコツ_用途地域

 

土地探しのコツ4_プロのパートナーを見つける

コツ1〜コツ3に共通して言えることとして、“土地探しはプランニングと平行して行う“ことが挙げられます。
よって、土地探しの段階から家作りのパートナーを見つけることは、今後家を建てていく上で非常に心強いです。
仲良くなることで、先行して土地情報をもらえることもあるかもしれません。
ただし、プランニングと平行して土地を探す上で気をつけたいのが、不動産の仲介業者は土地を見るプロですが、建物を建てるプロでは無いという点です。その土地に建物をのせた時にどうなるかまで考えてアドバイスできる会社は少なく、またそこまで考えて紹介してくれる不動産仲介業者は稀です。
なぜなら、土地の値段の3%プラス6万円が仲介手数料となり、不動産会社はそれで生計を立てているからです。当然、高い土地を売れば仲介手数料は増えますので、多少予算をオーバーしていても、買い主が探している土地の条件に当てはまれば、「これは買いですよ」と勧めます。
たとえ安くて良い土地を勧めてもらえても、いざ建てる段階になって思わぬ費用が発生することも実際に起こり得ます。できれば不動産会社だけでなく、建物のプロからもアドバイスを貰うことが望ましいです。
そのためには、土地から建物までトータルに詳しく、お客様のご要望をしっかりと受け止めた上で適切なアドバイスをしてくれる住宅会社で、パートナーを見つけることが大切になってきます。

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